公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

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美教育普及
2024年度 開催のワークショップ/講演会・講座 報告
2025.02.16
ワークショップ「西ドイツのポスターを見てみよう」「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展 モダニズム再発見」関連イベント 

「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展」関連イベントのワークショップ「西ドイツのポスターを見てみよう」を開催しました。
【日 時】2025年2月16日(日)14:00〜15:00
【講 師】当館学芸員
【対 象】小学生以上
【参加人数】12名

【当日の様子】
ワークショップでは、各自イチオシ作品を見つけ、専用のワークシートに「イチオシなところ」「気になった部分やその理由」などを記入してもらいました。その後、ペアの方とワークシートを交換して、それぞれがイチオシだと思った作品を推理しました。
本展では会期中に小学生と同様の方法で作品を鑑賞しました。こういったプログラムを通して、自分だけでは気付けなかった作品の良さを感じたり、人によって作品の見方が違うこと、いろんな意見があることを知ってもらいます。
大人の方とこのプログラムを体験するのは初めてでしたが、ワークシートに記入された言葉には、大人ならではの視点やそれぞれのこだわりが随所に感じられました。最後は全員で順番に答え合わせをしながら展示室を周りました。答えが合わなかった場合も、参加者全員で作品を推理したり、それぞれの作品の共通点に気づいたりと、大変盛り上がり、さまざまな見方で作品を鑑賞することができました。



2024.12.08
ワークショップ「コトバの壁画をみんなで作ろう」「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展 モダニズム再発見」関連イベント 

グラフィックデザインの重要な要素の一つ「タイポグラフィ」をテーマにしたワークショップを開催しました。
【日 時】12月8日(日)14:00〜16:00
【講 師】杉崎真之助 氏(真之助デザイン)、王怡琴 氏(王デザイン研究室)
【対 象】小学生以上
【参加人数】20名

【当日の様子】
最初に講師から、「タイポグラフィ」についてのレクチャーを受け、文字をデザインすること、デザインでキモチを表現することについてのお話を聞きました。今回の展覧会の西ドイツの歴史を語るうえで欠かせないのが「ベルリンの壁」です。ベルリンの壁が崩壊したことによって、東西ドイツは統一され、平和への道を歩み始めました。現在、一部が残った壁は平和について考える遺構として世界中から多くの人が訪れています。
そこで、今回作る壁画のテーマを「平和」とし、そこから考えられる言葉を書き出していきました。
「平和ってどんな状態?」「平和に必要なものって?」「平和ってどういうこと?」
他の人が考えた言葉も参考にしながら、「平和」について想いをめぐらせました。
言葉を書き出した後は、専用の用紙に言葉をデザインしながら描きました。デザインする時のルールは一つ、「用紙の各辺の中央にある点のうち、必ず2点以上に文字が接すること」。それぞれの趣向を凝らしたデザインは互いに刺激になったようで、こちらの予想を超える数の作品が出来上がっていきました。
次々に作品が出来上がっていくなか、作品に込めた想いを、講師のお二人が順番に聞いて回る場面も。参加者のみなさんがどのような視点で「平和」について考えたのか、知ることができました。
最後は作品を壁に貼りました。点と点でそれぞれの言葉が繋がっていくと、一つの壁画が出現しました。
壁画について参加者からは、
「それぞれの考えた言葉が最後に繋がって新鮮だった」
「同じ言葉でもデザインが違って面白い」
「他の国で試したらどんな言葉が出てくるのか気になる」
など、さまざまな意見が出ました。



2024.11.28
見学会「印刷所を見学しよう」「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展 モダニズム再発見」関連イベント 

印刷工場で印刷物が実際に作られているところを見学しました。
【日 時】11月28日(木)10:00〜12:00
【協 力】株式会社小西印刷所
【対 象】小学生以上
【参加人数】15名

【当日の様子】
「戦後西ドイツのグラフィックデザイン展」では、ポスターや本、パンフレットなど、今の私たちに身近な印刷物が数多く出品されました。本展でも、ポスター、チラシ、チケット、図録など様々な印刷物を製作しました。
しかし、それらの印刷物が実際にそれらがどのような仕組みでどんな風に作られているのかは、なかなか見る機会がありません。そこで、今回の見学会では、1926年に西宮で創業した株式会社小西印刷所の協力のもと、印刷物が作られる様子を見学しました。

まずはデザインを担当する部門や印刷する前の校正をする部門などを見学しました。より良い印刷物を作るために、細かな調整がされていたり、ミスを防ぐ体制が整えられていました。
次に印刷の工程では版を作るための大きな機械や、様々な色を再現できるインクジェットの印刷機を見ました。この印刷機については、技師の方から印刷機だけでなく、印刷の色の仕組みについてのお話も伺うことができ、その奥深さに参加者のみなさんからも多くの質問が出て、トークが盛り上がりました。
最後はオフセットの印刷機と加工の工程を見学をしました。巨大な機械が並ぶ様子は迫力があります。次々に印刷物が出来上がる様子を間近で見ることができました。印刷された後も、加工や梱包作業などの工程があることを知り、一つの印刷物を作るために多くの方が携わっていることを知りました。



2024.10.14
ワークショップキット「私の国の旗」「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」関連イベント

【実施日】2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展会期中
【講 師】矢部雅子氏(2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選者)
【対 象】どなたでも
【参加人数】31組
【ワークショップの様子はこちら】



2024.09.14
ワークショップ「お庭の葉っぱで版画をつくろう」「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」関連イベント

【実施日】9月14日(土)14:00〜16:00
【講 師】小野寺美帆 氏(2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選者)
【対 象】子ども(小学生〜中学生)とその保護者
【参加人数】16名
【当日の様子はこちら】



2024.09.05
講演会「ボローニャ派の画家たちと芸術・美食・歴史の街 ~イタリア・ボローニャの魅力~」「2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」関連イベント

【実施日】9月5日(木)午後2時〜3時30分
【講 師】園田 昌代 氏(阪急交通社添乗員)
【当日の様子はこちら】



2024.07.07
ワークショップ「ガラス絵を描こう」「生誕130年 没後60年を越えて「没後60年 洋画家 辻愛造」展」展関連イベント

辻愛造が晩年に制作したガラス絵の体験ワークショップを開催しました。

【日時】7月7日(日)13:00~16:00
【講師】安井寿磨子 氏(銅版画家)
【対象】小学生以上
【参加人数】20名

【当日の様子】
今回のワークショップでは版画家の安井寿磨子さんをお迎えし、辻愛造が晩年に多く手掛けたガラス絵の制作を体験するワークショップを開催しました。
ガラス絵とは、ガラスの板を支持体として絵の具で描き、裏面から鑑賞する作品です。水彩画や油絵は最初に塗った色がベースとなり、その上に他の色を塗り重ねていくことで完成しますが、ガラス絵の場合は裏側から鑑賞するため、絵の具は塗った順番に上から重なって見えます。おまけに実際に描いた向きとは反転して見え、版画の特性とも似ていることから、ガラス絵に関心のある版画家も多く、安井さんも長年ガラス絵を制作されてきました。

ワークショップでは最初に安井さんがこれまで制作してきたガラス絵をみんなで鑑賞しました。ガラス絵は支持体に絵の具が浸透しないため、絵の具本来の発色を楽しめる良さがあります。色鮮やかで美しいガラス絵を前に、安井さんからガラス絵の仕組みや制作手順についてのレクチャーを受けました。

辻愛造はガラス絵の制作について、輪郭線には乾くのが早い油性ペンを用いることで制作スピードが上がり、着彩もしやすくなってのびのびと描けるようになった、と語っています。そこで、今回は辻と同じように絵の輪郭線を油性ペンで描くことにしました。確かにこの方法だと、乾かすための待ち時間も不要で、輪郭線もくっきりとしています。参加者のみなさんはガラス絵を初めて制作する方ばかりでしたが、普段使い慣れているペンということもあり、スラスラと描いていました。絵の具での着彩は普段絵を描く時とは逆の順番で色を塗るため、頭を働かせながらの作業となりましたが、だんだんと慣れていくうちに、ガラス絵ならではの工夫を凝らした作品も生まれていきました。完成後に行った鑑賞会では、それぞれの作品を興味深く鑑賞する参加者のみなさんの姿が印象的でした。



2024.05.19
講演会「懐古されるモダン都市景観の系譜 ー辻愛造〈大阪懐古風景〉を中心に」「生誕130年 没後60年を越えて「没後60年 洋画家 辻愛造」展」展関連イベント

【日時】5月19日(日)14:00〜15:30
【講師】橋爪節也 氏(大阪大学名誉教授)



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