公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

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美教育普及
教育普及活動について
教育普及活動について 美術館の使命として企画展やイベント、ワークショップ、アーティスト・トークなどを通じての教育普及活動が大きなものとなっています。学校教育の分野でも宮水学園等の生涯学習の一環としても美術鑑賞への関心が高まってきました。
子供が優れた美術に接する機会を作ることは大人の責任と言えるでしょう。その中でなによりも学校と美術館の理解と協力が必要となってきています。
また、「子供のころ美術館・博物館へ行ったことのない人は成人してからも行かない」という調査があります。子供の来館が将来の入館者の確保につながることから美術館運営の側からも必要となっています。
このことから従来より当館では、小中学校の図工科の教員との連携を行ってきましたが、さらに強化していきます。

西宮市では平成27年度から、アウトリーチ事業『学校に本物の芸術を! Touch heArt! program』を開始しました。『これは音楽やダンス、美術のプロのアーティストに小中学校に授業に来てもらい、児童生徒に本物の芸術を届けるというものです。単に受身の芸術鑑賞ではなく参加型・体験型のワークショップを行い、そこで感じる感動・発見・喜びから他の児童生徒とのコミュニケーションと新たな自分を発見するきっかけを提供します。』(市のパンフより)。
美術については小学校4〜6年生を対象に、市が送迎バスを用意し、当館で鑑賞授業を行いました。
平成27年度は4校が、28年度は8校が参加しました。
特に27年度は「松谷武判の流れ」展を鑑賞した学校が3校あり、対話型の授業とともにパリから帰国中の松谷氏から直接話を聞くことができ、子供たちは大きな感銘を受けていました(写真参照)。
また、27年度は「兵庫県小中学校造形教育研究大会」が西宮市で開催され、当館で美術鑑賞のモデル授業も行なわれました。

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