西宮市大谷記念美術館は、大谷竹次郎氏からの寄付を元に阪神間で最初の私立美術館として昭和47年11月3日に開館しました。
当初の日仏の近代絵画を中心としたコレクションに加え、開館後もコレクションを補完する作品のほか阪神間ゆかりの作家、現代美術、版画などを蒐集してきました。今後も作品を蒐集してまいりたいと考えておりますが、当美術館の収入だけでは充分には出来かねるのが現状です。
当美術館は長年の活動が評価され、平成25年3月21日兵庫県知事から公益財団法人に認定され、同年4月1日「公益財団法人西宮市大谷記念美術館」となりました。この認定により当美術館の公益に資する事業に対する寄付については税制上の優遇措置が付与されました。
今後も更にご支援をいただき寄付金および作品の寄贈をお願いいたします。
公益法人に寄付をした個人に対する税制優遇
- 所得税
- 所得控除(所得金額 −(寄付額 − 2,000円))× 所得税率 = 税額
- 個人住民税
- 条例により税額控除があります。
- 相続税
- 個人が相続財産を公益法人に贈与した場合、非課税となります。
なお、作品のご寄贈につきましては、当美術館の「専門委員会」での審査がございます。