公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

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2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
ワークショップ通信
▲ イラスト:さぶ さちえ(日本)
《いつもとちがった日》
ワークショップ通信
2023.09.13
ワークショップ「切り絵でモビールを作ろう」開催報告 その2

カッターで切ることに慣れた後はいよいよ切り絵を制作します。
まずはさぶさんの考案した木の図案を制作しました。単に図案通りに切るだけでなく、各々独自のアレンジを加えてバリエーション豊かな木が出来上がりました。
木の切り絵を制作した後は、他の図案に挑戦したり、なかにはご自身で図案を考えて制作に取り組んで下さった方もおり、切り絵初心者とは思えない素敵な作品がたくさん完成しました。
完成した切り絵は糸で繋合わせてモビールに仕立てました。
イベント終了時、さぶさんからは「これで皆さんも切り絵のプロです!」とお墨付きを貰うことが出来ました。

ワークショップコーナーには、ワークショップで制作した作品が加わりますます賑やかになりました。フォトスポットとしてもたくさんの来館者に楽しんでいただいています。



2023.09.12
ワークショップ「切り絵でモビールを作ろう」開催報告 その1

ワークショップキット「切り絵でモビールを作ろう」を考案して下さった今年のボローニャ展入選者のさぶさちえさんによる対面ワークショップを開催しました。
まずはさぶさんへの質問コーナーから始まりました。入選した切り絵作品の制作の裏側や、切り絵ならではの魅力、切り絵を制作する際の注意点などをお話してもらいました。
参加者の大半は切り絵が初めてということで、まずはカッターの扱い方や持ち方のレクチャーからスタート。切ることに慣れるためにジグザグの線や波線を切る練習をしました。
線が交わる部分や、カーブを切る時のポイントをさぶさんは一人一人に丁寧にアドバイスされました。そのおかげで、最初はぎこちなく切っていた方もスムーズに切れるようになりました。



2023.09.07
物語を想像して制作して下さった作品が届きました

この作品は小学5年生の参加者によるものです。「カッターで切るのは最初は難しかったけど、だんだんと慣れてきた」とのこと。
切り絵の作品をモビールとして繋げる際に物語を考えて作って下さりました。上から順に「雷」「キツネ」「ウサギ」「夕日に染まる森」のモチーフが連なっています。
雨が降り雷鳴轟く森とそこに住む動物たち…やがて雨がやむと雲が過ぎ去り森が夕日にそまる…という様子を想像して、作成してくれたとのことです。「雷」の図案はご自身で考えて下さりました。
切り絵ならではのシャープな線が稲妻の鋭さをよく表しています。



2023.09.03
色画用紙を重ねて工夫した作品が届きました

ワークショップコーナーは、クマや蝶など森に住む生き物が増えてにぎやかになってきました。
さぶさちえさん考案の鳥と花の図案を用いた作品では、色画用紙を重ね合わせて裏と表で異なる絵柄になるよう工夫をしています。
切り絵とモビールならではの特性を活かした作品です。



2023.08.28
森の風景の切り絵作品が届きました

ワークショップキット「切り絵でモビールを作ろう」では、「森」をテーマにそこに住む生き物や、そこに生息する植物などを切り絵で制作していただき、美術館の中に切り絵の「森」を出現させます。
このワークショップでは、キットに含まれているさぶさちえさんが作成した型紙以外にも、自身で考えたオリジナルの切り絵を作っていただいても構いません。
森に住む動物だけでなく、森のくまさんと女の子の出会いや、夜の森など、森の風景を想像して作って下さった作品が、切り絵の「森」に新たに加わりました。キツネやリスといった生き物たちと森の風景といった組み合わせから、物語を想像してみたくなる作品です。



2023.08.22
ワークショップ参加者から作品が届きました!

ワークショップに参加された方から早速作品が届きました。
切り絵は今回が初挑戦だったそうです。
お花の模様の細かい丸を切るのが難しかったとのことですが、初めてとは思えない仕上がりです。
モビールにする際の作品の組み合わせ方も工夫して下さりました!
段差をつけて切り絵を取り付けて下さったことで、風に揺れると立体的な動きを見せてくれます。



2023.08.08
ワークショップコーナー準備中

ワークショップキット「切り絵でモビールを作ろう」では、制作していただいた作品をボローニャ展開催中に館内で展示します。
ボローニャ展に向けて館内では様々な準備を進めているところです。
今日は参加して下さる皆さんの作品展示コーナーの設置が完了しました!
ワークショップキットを考案して下さったさぶさん制作の作品を、参考用に展示しました。
いずれの絵柄もキットに封入している型紙で作成していただけます。



2023.07.23
ワークショップキット「切り絵でモビールを作ろう」

入選作家のさぶさちえさんが考案したワークショップ。切り絵の技法を用いて「森」をテーマにしたモビールを作ります。ワークショップキットを購入し、お家で制作を楽しんでいただくワークショップです。制作していただいた作品は10月9日まで館内に展示します。

【販売開始日】2023年8月1日(火)10:00から
【定 員】先着50名
【価 格】800円(税込) *通信販売の場合1,170円、別途振込手数料がかかります。
【対象】どなたでも(*カッターナイフを使用します)
【購入方法】美術館または通信販売にてご購入いただけます。(美術館で購入する場合、水曜日は休館日ですのでご購入いただけません。)
*通信販売の方法はこちらからご覧下さい。

【さぶさちえ プロフィール】
2023イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選者
pinpoint gallery 絵本コンペの受賞をきっかけに『ぼくのかげ』(あかね書房)で絵本作家デビュー。
絵本作品に『まっくろおさるどこいった?』(長崎出版)、言葉のいのち言葉のちから絵本シリーズ『扇の的』『鼠の嫁入り』文・土屋秀宇 / 絵・さぶさちえ(恵コミュニケーションズ)などがある。絵は切り絵で描いている。



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