公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

文字サイズ
展覧会/イベント
英国キュー王立植物園 おいしい ボタニカル・アート 食を彩る植物の物語
2023年6月10日(土)〜7月23日(日)
おそらくインドの画家《コショウ》1810年頃 キュー王立植物園蔵 ©RBG KEW
おそらくインドの画家《コショウ》 1810年頃
キュー王立植物園蔵 ⓒ RBG KEW
英国キュー王立植物園は18世紀にケープル卿が熱帯植物を集めて作った庭園として始まりました。ロンドン南西部のテムズ河畔に位置し132ヘクタール(甲子園球場約34個分)の広大な敷地を有する植物園です。また22万点を超える世界最大級のボタニカル・アートのコレクションを所蔵していることでも有名です。ボタニカル・アートの起源は有用な薬草を見分けるために植物を調べ図化したことにあると言われ、古代ギリシャでは薬草をまとめた本草書『薬物誌』が編集されました。その後、植物画は医学的な実用書から美術的な鑑賞としてのボタニカル・アートへと発展していきました。

人間にとって欠かすことのできない「食」をテーマに、英国キュー王立植物園の協力のもと「おいしいボタニカル・アート」展を開催します。17世紀初頭の大航海時代より貿易大国として発展したイギリスは、世界中からその土地に由来する植物や香辛料などを持ち帰りました。本展ではイギリスの歴史や文化を、野菜や果物はもちろん、ハーブやスパイス、さらにはアルコール類など様々な食材を植物にまつわる物語とともに紹介します。


主  催
公益財団法人 西宮市大谷記念美術館
後  援
ブリティッシュ・カウンシル、西宮市、西宮市教育委員会
特別協力
英国キュー王立植物園
協  力
日本航空
企画協力
ブレーントラスト
無名の北インドの画家、もしくは中国の画家《カカオ》1810年頃 キュー王立植物園蔵 © RBG KEW
無名の北インドの画家、もしくは中国の画家《カカオ》1810年頃
キュー王立植物園蔵 ⓒ RBG KEW
ウィリアム・フッカー《リンゴ「ケリー・ピピン」》1818年 個人蔵 Photo Michael Whiteway
ウィリアム・フッカー《リンゴ「ケリー・ピピン」》1818年
個人蔵 Photo Michael Whiteway
ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク《カリフラワー》1788-1803年頃 キュー王立植物園蔵 © RBG KEW
ジョゼフ・ヤコブ・リッター・フォン・プレンク《カリフラワー》1788-1803年頃
キュー王立植物園蔵 ⓒ RBG KEW
ウィリアム・フッカー《ブドウ 「ブラック・プリンス」》1818年 個人蔵 Photo Michael Whiteway
ウィリアム・フッカー《ブドウ 「ブラック・プリンス」》1818年
個人蔵 Photo Michael Whiteway
ウィリアム・フッカー《イチゴ 「ウィルモッツ・レイト・スカーレット」》1818年 個人蔵 Photo Michael Whiteway
ウィリアム・フッカー《イチゴ 「ウィルモッツ・レイト・スカーレット」》1818年
個人蔵 Photo Michael Whiteway
会期
2023年6月10日(土)〜7月23日(日)
休館日
水曜日
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般1,200(1,000)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
*( )内は前売料金、20名以上の団体料金(いずれも税込価格)
*前売券はローソンLoppi(Lコード53081)で取り扱い、または当館にて販売(前売り券の販売は5月1日(月)〜6月9日(金)まで)
*西宮市内在住65歳以上の方は500円、西宮市内在住の一般の方は1,000円(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障がいのある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
関連イベント
講演会「文学とアートから見るイギリスの食事」
「美味しい」お話A「英国紅茶とフランス紅茶 フレーバードティーの魅力発見!」
「美味しい」お話B「“ボタニカル”香り彩るイギリス酒文化とカクテルの世界」
ワークショップ「ハーブ&スパイスの香り体験とミニブーケ作り」
第186回オータニミュージアムコンサート
>イベントの詳細はこちら

ページTOP