公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

文字サイズ
展覧会/イベント
メスキータ展
2020年4月4日(土)~6月14日(日)
《ヤープ・イェスルン・デ・メスキータの肖像》 1922 木版
《ヤープ・イェスルン・デ・メスキータの肖像》
1922 木版
サミュエル・イェスルン・デ・メスキータ(1868-1944)は、19世紀末から20世紀初頭のオランダで活躍した画家、版画家、デザイナーで、この時代のオランダにおける最も重要なグラフィック・アーティストの1人と言われます。彼は美術学校で多くの学生を指導、M.C.エッシャーは彼の教え子の一人でした。エッシャーはメスキータから大きな影響を受け、彼を生涯の師として敬愛して止みませんでした。
メスキータ作品の最大の特色は、木版画のシャープで簡潔な表現にあります。モダン・デザインの興隆を背景に、日本の浮世絵版画などの影響を取り入れた彼の木版画は、計算し尽くされた構図と、効果的に用いられた明暗のコントラストによって、見る者に強い印象を与えます。また、多くの時間を費やして無意識的に描いたドローイングは、シュールレアリスムの自動筆記にも通じる自由な発想に満ちており、メスキータの別の一面を示しています。1944年1月31日、すでに70歳を超えていたメスキータに悲劇が襲います。ユダヤ人であったメスキータは、家族もろともゲシュタポに逮捕され、アウシュヴィッツで亡くなりました。アトリエに残された膨大な作品の一部は、エッシャーや友人たちが決死の思いで救い出し、戦時中も命懸けで守り抜きます。メスキータの名が今日まで残ったのは、エッシャーをはじめとする人々が、戦後に展覧会を開催するなど、その顕彰に努めたからでもあったのです。
本展は2019年東京ステーションギャラリーにおいて日本で初めての回顧展として開催され、多くの人々に感銘を与えた展覧会の巡回展です。

主  催
公益財団法人 西宮市大谷記念美術館
後  援
西宮市、西宮市教育委員会
企画協力
キュレイターズ( >公式ホームページへ
《シマウマ》 1918 頃 木版
《シマウマ》 1918 頃 木版
《ファンタジー:稲妻を見る二人》 1914 木版
《ファンタジー:稲妻を見る二人》 1914 木版
《ワシミミズク》 1915 木版版
《ワシミミズク》 1915 木版版
会期
2020年4月4日(土)〜6月14日(日)
休館日
水曜日(4/29、5/6は開館)、4/30(木)、5/7(木)
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般1,000(800)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
*( )内は前売・20名以上の団体料金(いずれも税込価格)
*前売券はローソンLoppi(Lコード56453)で取り扱い、または当館受付にて販売(1/10〜4/3)
*西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障がいのある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
*割引付ちらしご持参の方は一般1,000円を900円に割引(複製不可)
関連イベント
講演会「メスキータに出会う その生涯と版画」
ワークショップ「ボール紙で作るドライポイント」
ワークショップ「木版画で描く光と影」
第174回オータニ・ミュージアム・コンサート
5/5こどもの日スペシャルDay
>イベントの詳細はこちら

ページTOP