公益財団法人 西宮市大谷記念美術館/四季折々の草花が美しい日本庭園のある美術館です

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展覧会/イベント
新収蔵品展
2018年3月3日(土)〜3月25日(日)
村上華岳《柳橋》1935年頃 紙本墨画・軸装
村上華岳《柳橋》1935年頃 紙本墨画・軸装
西宮市大谷記念美術館では2016(平成28)年度に寄贈を受け、館蔵品として新たに73点の作品が加わりました。2016年に当館で個展を開催した川村悦子をはじめ、1967年の第1回ボローニャ展に日本人で唯一紹介された松原直子、1918年に土田麦僊らとともに国画創作協会を創設し後に芦屋や神戸に移り住んだ日本画家村上華岳ら、11作家による新収蔵品(新たに加わった作品)全点を一堂に公開します。

新収蔵作家紹介(生年順)
西村五雲(にしむら・ごうん 1877〜1938)
京都市生まれ。岸竹堂、竹内栖鳳に師事する。動物の描写にすぐれ、写生に基づいた洒脱な画風を形成した。 計1点収蔵
村上華岳(むらかみ・かがく 1888〜1939)
大阪市生まれ。1911年京都市立絵画専門学校卒業。神戸へ移った1927年頃に画壇から離れ山水などの小品を描いた。 計1点収蔵[*]
鍋井克之(なべい・かつゆき 1888〜1969)
大阪市生まれ。1915年東京美術学校卒業。1924年信濃橋洋画研究所を創設。明るく濃厚な色調の風景画を描いた。 計2点収蔵[*]
徳岡神泉(とくおか・しんせん 1896〜1972)
京都市生まれ。1917年京都市立絵画専門学校卒業。1966年文化勲章受章。写生に基づく花鳥画を描いた。 計2点収蔵[*]
伊藤慶之助(いとう・けいのすけ 1897〜1984)
大阪市生まれ。赤松麟作、岡田三郎助に師事する。1929年よりパリへ留学。1961年第1回西宮市民文化賞受賞。 計2点収蔵
梅澤静雄(うめさわ・しずお 1914〜1943)
和歌山県生まれ。1934年天王寺師範学校卒業。1942年大阪市展市長賞第1席受賞。1996年当館にて回顧展を開催。 計2点収蔵[*]
泉茂(いずみ・しげる 1922〜1995)
大阪市生まれ。1934年大阪市立工芸学校卒業。1951年デモクラート美術家協会に参加。1963年から5年間パリ在住。 計39点収蔵
山中嘉一(やまなか・よしかず 1928〜2013)
大阪市生まれ。大阪市立美術館付設美術研究所洋画科で赤松麟作らに学ぶ。1954年デモクラート美術家協会に参加。 計16点収蔵[*]
松本宏(まつもと・ひろし 1934〜2013)
兵庫県加古川市生まれ。1957年東京藝術大学卒業。1973年兵庫県美術祭出品の《人形の悲しみ》で第1回金山平三賞を受賞。 計4点収蔵
松原直子(まつばら・なおこ 1937〜 )
徳島県生まれ。1960年京都市立芸術大学卒業後渡米。1967年第1回ボロ−ニャ展推薦出品。1972年カナダに移住。 計2点収蔵[*]
川村悦子(かわむら・えつこ 1953〜 )
滋賀県生まれ。1980年京都市立芸術大学専攻課程修了。2004年ミラノ滞在(文化庁在外研究員)。2016年当館で個展開催。 計2点収蔵[*]

[*]印の付いた作家はこのたび初めて作品を収蔵する作家を示します

主  催
西宮市大谷記念美術館
後  援
西宮市、西宮市教育委員会
川村悦子《ありふれた季節 I》2016年 油彩・カンヴァス
川村悦子《ありふれた季節 I》2016年 油彩・カンヴァス
松原直子《竹取物語 竹の中で輝くものを見付ける竹取》1965 年 木版・紙
松原直子《竹取物語 竹の中で輝くものを見付ける竹取》1965 年 木版・紙
会期
2018年3月3日(土)〜3月25日(日)
休館日
水曜日 ※ただし3月21 日(水・祝)は開館、翌22日(木)は振替休館
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般200円、高大生・小中生100円
*西宮市在住65歳以上の方は無料(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポート呈示の小中生は無料
*心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)
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