日本画にみる  四季のうつろい

 日本では、花鳥風月や雪月花といった表現で表されるように、季節ごとの美しい風物を折に触れて愛でてきました。そしてその美しさを文学や絵画に表現してきたのです。
 西宮市大谷記念美術館では、大谷竹次郎が収集したコレクションを元にした近代日本画を所蔵していますが、その中にも伝統的な画題を踏まえて四季折々の景物が描かれているものがあります。
 当館では毎年1月2日から2月にかけて、日本画のコレクションを紹介する展覧会を開催しています。このたびは「四季のうつろい」をテーマに、春夏秋冬の美しさを描いた作品約50点を展示します。日本画コレクションの優品による、移ろいゆく四季の風情をお楽しみください。
○ 春                   ○ 夏 
tsunetomi    taikan
 北野恒富《春餘》1929-30年              横山大観《若葉》1914年
             ○ 秋                   ○ 冬 
            tsunetomi    taikan
             菱田春草《秋林遊鹿》1909年            山元春挙《雪溪遊鹿図》1926年頃
              
主催:西宮市大谷記念美術館
後援:西宮市、西宮市教育委員会

会期

2017年1月2日(月・振休)~2月12日(日)

休館日

水曜日

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

入館料

一般500円/高大生300円/小中生200円
*西宮市在住65歳以上の方は無料(要証明書呈示)
*ココロンカード・のびのびパスポートを呈示の小中生は無料
*心身に障害のある方及び介助者1名は無料(要手帳等呈示)