とら・虎・トラ   甲子園の歴史と日本画における虎の表現

~~若冲・応挙・芦雪からタイガースまで、トラ大集合!~~
 現在、プロ野球球阪神タイガースの本拠地として、また春・夏の全国高校野球選手権大会の会場として、広く全国に知られている甲子園球場が西宮の地に誕生したのは今から約90年前の1924(大正13)年です。
 阪神電気鉄道は武庫川の支流であった枝川と申川を廃川とし河川敷跡を購入、大運動場が開設しました。この年の干支が「甲子」であったため、その一帯は「甲子園」と呼ばれ、野球場は「甲子園球場」と名付けられました。
 写真や当時のグラフィック資料など約150点を通して甲子園の歴史を振り返るとともに、甲子園をホームグラウンドとする阪神タイガースにちなみ「虎」に関する作品に焦点を当てた展覧会を開催いたします。
 江戸時代を代表する絵師・伊藤若冲、円山応挙、長沢芦雪らが描いた虎、長崎派による独特の表現で描かれた虎、自他共に認めるほど迫力のある虎を描いた岸駒や、動物表現を得意とした近代の画家・竹内栖鳳、虎を描かせれば日本一の呼び名の高い大橋翠石など、多くの画家達が描いた虎の絵画を展示いたします。日本画約60点で様々な虎の表現のおもしろさに迫ります。


主催:西宮市大谷記念美術館 、毎日新聞社 /後援:西宮市、西宮市教育委員会 /協力:阪神電気鉄道株式会社

応挙 
円山応挙《水呑虎図》個人蔵

芦雪 
長沢芦雪《龍図虎図襖》無量寺蔵  ※前期のみ展示

若冲 
伊藤若冲《虎図》石峰寺蔵  ※後期のみ展示

<出品目録> 一部の作品で前期後期の入れ替えを行います。 (出品作品は都合により変更になる場合があります。)


会期

2013年4月6日(土)〜 5月19日(日)
 前期:4月6日(土)〜 4月23日(火)  後期:4月25日(木)〜 5月19日(日)

休館日

水曜日

開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

入館料

一般800(600)円、高大生600(400)円、小中生400(200)円
※ ( )内は前売り料金。前売り券はローソンチケット(Lコード:57845)で4月5日まで販売。
  展覧会開催期間中は販売いたしません。
※ ココロンカード、のびのびパスポート呈示の方は無料
※ 身体障害者・療育・精神保健福祉手帳などをお持ちの方は無料
※ 西宮市在住65歳以上の方は一般料金の半額(要証明書呈示)
※ 団体割引 20名以上の場合各料金より200円引き

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